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【終了】♪6/24(土) 1107の月例企画「巡る神社活動〜“氏神さま意識”を上げる神社散歩〜」6月の「巡る神社活動」は紫陽花(あじさい)のお社『秦・八幡神社』

♪6/24(土) 1107の月例企画「巡る神社活動〜“氏神さま意識”を上げる神社散歩〜」6月の「巡る神社活動」は紫陽花(あじさい)のお社『秦・八幡神社』

♪6/24(土) 1107の月例企画「巡る神社活動〜“氏神さま意識”を上げる神社散歩〜」6月の「巡る神社活動」は紫陽花(あじさい)のお社『秦・八幡神社』

“氏神意識向上・神社力最強化”を目指す1107「巡る神社活動」!日本列島も梅雨入りの時を迎えました。今月は雨にぴったりなお花・紫陽花が咲き誇るお社、大阪府寝屋川市の『秦・八幡神社』さんに参ります。

こちらのお社の紫陽花にはとても温かいお話があります。平成24年火災で本殿と拝殿が消失。2年後には再建され、平成29年ここが憩いの場所になるようにと鎮守の森が整備されました。ところが、翌年の台風で境内の樹木の多くが倒れてしまいました。そのことに心を痛め、何とかしようと考えた氏子さんが、自宅にあった紫陽花を持ち寄られたことが『秦・八幡神社』さんが、紫陽花の名所となる始まりだったそうです。

『秦・八幡神社』の社伝には、「秦河勝(はたのかわかつ)が応神天皇を勧請した」と残されています。秦(はた)氏といえば、古墳時代に大陸からやってきた謎の渡来人。秦の始皇帝の末裔とか、ユダヤの民とか、不老不死の妙薬を求めてきた徐福とその一団とか、諸説あります。

日本書紀には、百済からやってきた王・弓月君(ゆづきのきみ)が、百済120県10万人の民を率いて帰化し「秦」氏を名乗ったと記されています。その本拠地は、京都の太秦(うずまさ)。秦氏は、高度な土木技術の他、養蚕、酒造など様々な知識と技術そして豊富な財力で日本の発展に寄与したといわれます。

秦氏は一族の氏神さまを稲荷神としていますが、弓月君が窮状を訴え、民の救済を願い出たのが、誉田別命(ほんだわけのみこと)、のちの応神天皇=八幡大神です。時の応神天皇はその願いを聞き入れ、百済から多くの民を受け入れました。秦氏は応神天皇への恩に報いるために、日本各地に八幡社を造営していったのかも知れません。ご主祭神はもちろん、誉田別命(ほんだわけのみこと)=応神天皇です。

神社の南側一帯は、“秦”、“太秦”という地名が今も残っています。京都の太秦と同様、秦氏の一族が暮らしていたことが伺えます。こうやって神話と今がつながる日本って、やっぱりスゴイですねっ‼今回は、紫陽花を楽しみながら、そんな古代のロマンを感じてみたいと思います♪

【開催日時】2023年6月24日(土)午前11時
【集合場所】京阪線「寝屋川市」駅 北改札口
【お申込み】https://ii07.net/mail/
※参加費は無料。他に近辺のお社を巡る予定です。
歩きやすい服装でご参加下さい。

※境内には沢山のお社があります。普段から“お賽銭貯金”と      して、沢山小銭を用意しておきましょうw